こんにちは!
リトリーブサイコセラピー®でお悩みや心の問題の根本解決をサポートする
心理セラピストの白鳥大介です!
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ここでは
「仕事がしんどくて行きたくないし、もうやめたい…(´;ω;`)」
「でも、やめたところでどうしていいかわからない…(*´Д`)」
「仕事のことを考えると毎日がつらい…( ;∀;)」
「仕事や職場で悩みが尽きない…(-“-)」
そんな仕事にしんどさや悩みがある人に向けて、その心理的な理由と解決法、仕事を通して幸せやよろこびを感じられるようになるための心の基礎知識をお伝えします。
今回は職場の上司や同僚、部下が嫌いでイライラがとまらないとき「心の中では何が起こっているのか?」その心理的な原因と対処法をお伝えします。
目次
職場の上司や同僚、部下が嫌いでイライラがとまらないときの心理的な原因と対処法
「職場の上司が嫌い!!むかつく!!(;゚Д゚)」
「あの人と一緒にいたくない!!(-“-)」
「見てるだけでイライラが止まらない!!(# ゚Д゚)」

こんなこと感じたことありませんか?
それだけで仕事に行くのもイヤになっちゃいますよね。
相手が変わってくれたり、いっそのこといなくなってくれればいいかもしれませんが、まぁそんなことはなかなか起こらないし、というか奇跡に近いですね(笑)。
「相手を変えよう・コントロールしよう」という方法までありますが、まぁまず無理だし、表面的な解決にしかならなかったり、思い通りにならないことにさらにイライラが増すということもあります。
距離を取っても結局なぜか気になっちゃったり、たまたまいなくなったり自分が仕事をやめても似たような人にあえば、またイライラループがはじまるということも。
同じ相手でも気にしない人だっているわけで、それよりも「どうして嫌いなのか」「相手のどんなところに反応してしまうのか」という自分の心の反応パターンに気づくほうがずっと早く解決します。
また、多くの人が嫌いな人の前では、自分の感情や本音をガマンしているということがほとんどです。
対処法としては自分の感情に×をつけるのではなく、ただ受け入れること。そして、ガマンしないことがいちばんです。
今日はこのことについて詳しく見ていきましょう。
「どうして嫌いなのか」「相手のどんなところに反応してしまうのか」に気づこう

では、相手のどんなところが嫌いですか?どんなところに反応している気がしますか?
たとえば
●コミュニケーションを取ろうとしない、話を聞かない
●態度や指示がコロコロ変わる
●上から目線で人を見下している
●プライドだけは高い
●自分にとっての正しさを押しつけてくる
●攻撃的、威圧的
●自己中
●自分は何もしない
●理不尽なことばかり言ってくる
●仕事ができない
●天然・ぶりっこ
●いい人ぶっている
●被害者ぶって悪口ばっかり言っている
etc…
いろんなパターンがあると思います。
ただ、一方でイライラしてもすぐに切りかえられたり、うまく流せる人だっている。
ではどうして自分の心が「嫌い」「イライラ」と反応してしまうんでしょうか?
心の反応は過去の経験からきている
相手に強く反応してしまうのは原因があります。
それは過去にも同じような人に対して何かイヤなことがあったから。
たとえば、威圧的な男性の上司がきらい!ニガテ!と感じている人は、過去に出会った同じようなイヤな人を相手に重ねて反応していたり、そうすることで無意識に警戒している場合が多いです。
しかも、いちばんの大元をたどると、親に行き着くことがほとんどで、たとえば威圧的で怖かった父親を相手に重ねて、同じような態度の上司に反応しているというパターンがとても多いです。
他にも、
●正しさばかり押し付けてくる人にイライラ → 自分が気持ちや正論を言っても否定してくる親だった。
●できない人にイライラしてしまう人 → 完璧主義で欠点ばかり指摘する親だった。
●被害者ぶって悪口ばかりいう人にイライラしてしまう人 → お母さんがお父さんへの不満や悪口ばかり言っていて、いやいやその愚痴の聞き役をしていた。

こんなふうに多くが過去や幼少期の家族や親との問題がリンクして、反応が起こっている場合がほとんど。
これを「投影」っていいます。
だから、嫌いな人やイライラする場面に対して、どんな過去の投影が起きているのか、どんな人に反応するのか、そのパターンに気づくことが解決の第一歩です。
投影について詳しく学びたい方はこちら↓の記事をご覧ください。
「嫌い」「イライラ」がとまらないときの対処法

こんな「嫌い」「イライラ」が止まらないときの対処法は以下の通りです。
①どんな感情にも×をつけない
②ガマンしない
③過去の親への怒りや悲しみをいやして終わらせる
では、それぞれについて詳しく見ていきましょう。
①どんな感情にも×をつけない
職場で「嫌い」「イライラ」を感じている人の多くが、「その感情がなくなればいいのに」「イライラさえなければラクなのに」と思いがち。
人によっては「イライラしてしまう自分の心がせまいんじゃないか」、「イライラしてしまう私が悪いんじゃないか」と罪悪感さえ感じてしまう人もいます。
でも、感情ってなくならないし、ガマンすればするほど、苦しいですよね。
爆笑中に「笑いを止めて!」って言われてできますか?そんなこと苦しくて無理ですよね。
怒りやイライラも同じです。
自分からわきあがってくる感情を否定しないでください。
「嫌い」でいいし、「イライラ」してもいい。
「ああ、イヤだなぁ」
「あの人きらい」
「むかつくー!!」
「腹が立つ!!」
「イライラする!!」
そんなこと誰だって思うことだし、そんな自分のブラックな本音もまぎれもなくあなたの一部。

「自分を大切にする」つもりで、どんな気持ちや感情にも×をつけず、ただただ感じて受け入れるみることが大事です。
②ガマンしない
特に相手の理不尽な言動や、おかしい態度にイライラしているとき、反論できる人や、スカッとするような行動を取れる人もいますよね。
でも、こんな状況で悩む人はガマンしているという人がとても多いです。
ガマンして飲み込んで、あとから「イライラやモヤモヤが止まらない!」「ずっと頭からはなれない!」ということを経験したことありませんか?
もちろん全て感情にまかせて争えばいいわけでもありませんが、正当な怒りを感じていい場面ではしっかり感じ、先送りせずにいったん頭の中を整理して冷静に伝えるべきことは伝えることも大事です。

それは「理不尽なことを受け入れない=自分を守る」ということにつながります。
ここで、モラハラ・パワハラなどの対処法、言いたいことがいえずガマンがやめられない心理について詳しく学びたい方はこちらの記事をご覧ください。
③過去の親への怒りや悲しみをいやして終わらせる
●それでも反応しちゃってイライラが止まらない
●別に理不尽なことや被害を受けているわけじゃないのにずっとイライラ
●見てるだけでイライラ
●もはや執着や恨みに近い
●もはや「嫌い」が止まらないので、もう逆に好きなんじゃないかと思う(笑)
などなど、いくら自分の感情に×をつけないといったからって、ずっとイライラしてたらいやですよね。
ストレスホルモンも大量放出されて、メンタルだけじゃなく健康的にもよくないです。
こんな場合には幼少期の親に対する終わっていない怒りや悲しみを引きずっていて、それを職場の相手に投影しているケースがほとんどです。
その場合は、そのもとになった怒りや悲しみ、過去の心の傷に気づき、いやしてあげることが大事。
たとえば、お父さんに否定された怒りを否定ばかりする上司に投影してしまう場合は
お父さんを思い浮かべながら
「もっと優しくしてほしかった」
「ほんとはさみしかった」
「もっとありのままを受け入れてほしかった」
「できてもできなくてもほめてほしかった」
「私の気持ちをわかってほしかった」
「でも、そうしてもらえなくて悲しかった」
etc…
と言葉にしてみるといやしが起こり、いやしが進めば反応はうすくなってきます。

ただ、「どんな投影が起こっているかよくわからない」、「わかってもどういやしていいかわからない」という方も多いと思います。
その場合は、心理カウンセリングや心理セラピーを受けたりとプロに任せるのがいちばんオススメです。
心理セラピーについて、詳しく学びたい方はこちら↓の記事をご覧ください。
まとめ
職場の上司や同僚・部下などに「嫌い」とか「イライラしてしまう」場合、まずは「どうして嫌いなのか」「相手のどんなところに反応してしまうのか」という自分の心の反応パターンに気づくこと。
そのために、「過去にも同じような人に対して何かイヤなことがなかったか?」「幼少期の家族や親との問題がリンクして投影が起こっていないか」「どんな投影が起こっているか」に気づくことが第一歩です。
その後の対処法としては
①どんな感情にも×をつけない
②ガマンしない
③投影が起こる原因となる過去の親への怒りや悲しみをいやして終わらせる
がいちばんの方法です。
とはいえ、なかなか自分では気づきにくいことも多いので、まずはカウンセリングなどを受けてイライラの根本原因をつき止めてみることがオススメです。
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