対人恐怖症の悪化につながるやってはいけないこと3選

こんにちは!
対人恐怖、自己否定など心の問題や悩みの根本解決をサポートする
心理セラピストの白鳥大介です!

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今日は「対人恐怖症の悪化につながるやってはいけないこと」というテーマでお話します。

対人恐怖症が苦しくて早く克服したいからこそ焦ってしまい、NG行動をしてしまって拗らせてしまうことってよくあります。

そうならないように本記事をぜひ最後まで読んでみて下さいね。

対人恐怖の悪化につながるNG行動

では早速、対人恐怖を悪化させてしまいがちなNG行動を3つ紹介します。

無理に人と関わろうとする

1つ目のNG行動は「人が怖くて仕方ないのに、無理に人と関わろうとする」です。

もちろん克服のために最終的には人や社会と関わっていくことが大事です。

でも、怖いまま無理に関わろうとして、それでうまくいけばいいのですが、現実社会は全てうまくいくとは限りません。

皆がいい人とは限りません。

もしそれで想像していた怖いことが現実になってしまったら…?

もっと人が怖くなってしまいますよね。

ベースに安心感がないまま、無理に行動をした結果、問題を強化してしまうことを「強化行動」って言います。

 

また、身体の反応や症状として出ている場合、例えば

 

●怖くて頭が真っ白になる
●手が震える、冷たくなる
●汗が止まらない

●激しい動悸、過呼吸
●緊張性の頭痛
●パニック

●抑うつ状態、無気力
etc…

 

こういう場合は何かしらのトラウマによるストレス反応の可能性がありますので、無理に人に近づくと当然不安や恐怖も強くなって、悪化します。

まず最初は無理をせず、心から信頼したり安心できる人を徐々に作りながらゆっくり克服していきましょう。

強化行動に関してはこちらの記事でも詳しく解説していますので、ぜひ一緒に読んでみて下さいね。

思考や行動を変えることがかえって悩みや心の問題の悪化につながる理由~恐怖とは~

自己否定する

2つ目のNG行動は「自己否定」です。

人と関われない自分はダメだと自分責めしていませんか?

対人恐怖症になってしまったのは、それだけ過去人間関係で怖い思いをしたり、傷ついた経験があるからで、それから自分を守るための防衛反応として出てきているものです。

生き抜くための生存戦略とも言えます。

だから、人と関われないことは別にダメなことではありません。

 

また、自己否定感があると、対人恐怖がある自分はダメだから、人と関わらなきゃ」と、対人恐怖を克服する動機がズレてしまいます。

本来は人と関わりたいという純粋な欲求から克服するものですよね。

でも、ダメな自分を感じたくないからという動機で、無理に人と関わればどうなると思いますか?

ますますダメな自分を見たくなくなりますし、その後やっぱり人が怖くて物事がうまくいかなかったら…?

「ほらやっぱり自分は人と関われないようなダメなやつなんだ」さらに自己否定を強化してしまいます。

自己否定を原動力して行動するとこんな負のループが待っています。

 

だからこそまずはこんなに怖い思いをしてきても、頑張って生き抜いてきた自分を受け入れてあげて下さい。

人と関われても関われなくても自分にオッケーをすることが大事です。

ただ、それがなかなかできないという自己否定が根深い人は、対人恐怖症を克服する前に「自己否定」の問題も解決する必要があります。

過度に孤立し、引きこもって妄想を膨らませる

3つ目のNG行動は「過度な孤立」、つまりは「引きこもること」です。

対人恐怖症の人ほど、人や社会に不安や敵意を持っている人が多く、現実世界からの孤立は不安や妄想をますます膨らませます。

 

●自分はどうせ嫌われる
●どうせ粗末に扱われる
●どうせ受け入れてもらえない
●どうせ裏切る

●どうせ…

 

こんな負の前提を時間とともに強化していきます。

 

だからこそ、

「自分が感じている恐怖は本当に現実に起こることなのか?」

そう自分に問いかけて、現実と妄想を意識的に区別することが大事です。

そして、今引きこもっていたとしても、そんな自分を放置せず、最初はカウンセラーやセラピストなど支援につながる人を調べたりして、人に頼ってみるという勇気を持ち、徐々に孤立から抜け出すことが対人恐怖克服の第一歩です。

 

対人恐怖を克服するために

対人恐怖症の根本原因は過去(主に幼少期)のトラウマです。

詳しくはこちらの記事でも解説していますので、合わせて読んでみて下さいね。

対人恐怖症の特徴と心理的な原因とは?意外な原因についても解説

また、後日対人恐怖を克服するための行動についてもブログでアップしますので、少々お待ち下さい。

 

そして、トラウマが大きい場合、自力での克服は困難です。

これまでのようなNG行動を繰り返してきてしまった人ほどまずは

1.心理的な問題の原因と大本のトラウマの問題を突き止める
2.
トラウマや怒り、悲しみを心理療法などで癒やす

という流れをトラウマ専門の心理カウンセラーや心理セラピストを調べてお願いするのが一番の近道です。

心理セラピーなどでトラウマが軽減するだけでも、対人恐怖症の生きづらさは薄くなって日常を楽に楽しく人と関われるようになっていきます。

詳しくはこちらの記事でも解説していますので、合わせて読んでみて下さいね。

あらゆる悩みを根本的に解決する手法<心理セラピー>とは

 

まとめ

今回は「対人恐怖症の悪化につながるやってはいけないこと」について解説しました。

対人恐怖や自己否定の問題を抱えているけど、自力での克服が難しいと感じてどうしていいかわからないと困っている方は、まずはカウンセリングなどで言語化してしたり整理したり、原因究明や解決の方向性を見つけることをおすすめします。

 

カウンセリングを体験してみたい方は、全国どこでも、とてもリーズナブルな料金で相談できるこんなサービスがあります。

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心が鳥のように自由になる心理学

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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ではまた!

ABOUTこの記事をかいた人

対人恐怖、自己否定など心の問題や悩みの根本解決をサポートする心理カウンセラー・心理セラピスト 札幌を拠点に全国で活動中。 生き辛さやしんどさの根本原因を見つけて、心の安心と本来の自信に満ち溢れた自由で幸せな人生を取り戻すサポートをしている。