こんにちは!
対人恐怖、自己否定など心の問題や悩みの根本解決をサポートする
心理セラピストの白鳥大介です!
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「自分なんてダメだ」「どうせ嫌われるに決まっている」──そんなふうに、心の中で自分を責めたり否定したりする声を感じたことはありませんか?
この“自分を責める声”は、心理学では「内的批判者(インナークリティック)」と呼ばれます。
この記事では、
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インナークリティックとは何か?
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それが生み出す生きづらさ
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インナークリティックの原因と正体
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そこから自由になるための方法
をわかりやすく解説します。
目次
インナークリティックとは?
インナークリティックとは、自分の内側に存在する“責め立てる声”や“否定的なメッセージ”のことです。
たとえば、自分に対してこんな声が頭の中に響いたことはありませんか?
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「お前はどうせ嫌われている」
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「何をやってもどうせうまくいかない」
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「お前は生きる価値なんてない」
- 「お前は恥だ」
といった思考が頭の中で繰り返される場合、それはインナークリティックの働きです。
インナークリティックが自己否定や対人恐怖を生み出す理由
インナークリティックに強く支配されると、日常生活や人間関係に次のような影響が出ます。
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常に自己否定してしまう
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他人からの視線や評価が怖く、対人恐怖を感じる
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新しい挑戦を避けてしまい、自分の可能性を狭める
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褒められても「そんなはずはない」と素直に受け取れない
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「自分は愛される価値がない」と孤独感を抱えやすい
つまり、インナークリティックは心の中の“いじめっ子”のような存在で、人生を窮屈にしてしまいます。
また、精神医学の領域では、幻聴として「自分を責める声」を聞くケースが報告されています。
インナークリティックは幻聴とは異なりますが、「心の中で自分を責め続ける」という点では共通する部分があり、興味深いものです。
もちろん、インナークリティックは病気の症状ではありません。誰にでも生まれる可能性のある心理的な働きですので、過度に心配する必要はありません。
インナークリティックの原因は親の否定とトラウマ
インナークリティックは生まれつきあるものではありません。
その正体は、幼少期に親から受けた否定や批判です。
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「そんなことじゃダメ」
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「どうしてそんなこともできないの?」
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「お前なんか生まれてこなきゃよかった」
こうした否定のメッセージを繰り返し受けることで、子どもは「親に受け入れられるためには、自分を責めなければならない」と無意識に学んでしまいます。
本来なら親の批判を拒否したいところですが、子どもにとって親は生きるために必要不可欠な存在です。
そのため、親の否定を受け入れなければならず、その支配が脳内でまだ続いている状態、これがインナークリティックの正体です。
インナークリティックから自由になる3つの方法
では、この内的批判者からどうすれば自由になれるのでしょうか?
1. トラウマを癒す
インナークリティックはトラウマの産物です。
過去の体験を理解し、当時の自分が感じた恐怖、悲しみや怒りを癒し乗り越えることが、自己否定の声を弱める第一歩になります。
2. 反抗期をやり直す
インナークリティックに苦しんでいる人の多くは、反抗期が十分にできなかったケースが多いです。
今こそ「親の価値観から自由になる」ために、大人になった自分が“反抗期”をやり直す必要があります。
「もう従わなくていい」「私は私で生きていい」と自分に許可を出すことが大切です。
3. 自分に改めて正当な評価をする
インナークリティックの声を鵜呑みにするのではなく、改めて自分という存在を振り返りましょう。
親が言うように、
本当に自分はダメで恥じるような人間なのだろうか。
生きる価値のないような人間なのだろうか。
そう自分に問いを立て、自分を見つめ直し、正当に自分を評価することで自己肯定感が育っていきます。
まとめ
インナークリティックは単なる心のクセではなく、幼少期のトラウマや親の否定が背景にある“心の戦略”です。
しかし、トラウマを癒し、反抗期をやり直すことで自己否定や対人恐怖を克服し、本当の自分らしさを取り戻すことができます。
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